妊娠週数にあわせたさまざまな健診・検査をおこない、順調な経過を
確認するとともに、リスクや異常の早期発見・治療に役立てていきます。
また、体重管理とそれにともなう食事指導もおこない、快適な妊娠生活がおくれ、安心して出産がむかえられる、母体環境へととのえていきます。
毎回おこなう健診・検査には、血圧測定、体重測定、超音波(4D含む)
尿検査、浮腫検査があります。そのほか、週数によっておこなう健診・検査、
ご希望により、羊水検査をおこなっています。
すべての分娩は赤ちゃんと妊婦さんの安全を最優先におこなっていきます。
そのうえで、おひとりおひとりのご要望をとりいれた快適な分娩、
また、必要以上の医療処置がない自然な分娩をめざしていきます。
経過が順調であれば、通常、経膣分娩となります。
分娩中、妊婦さんや赤ちゃんに問題が起こる可能性が生じた場合は、
陣痛促進剤、会陰切開、緊急帝王切開などの医療処置をほどこします。
いずれも説明と同意のもとおこないますのでご安心ください。
当クリニックでは、陣痛から分娩までをひとつの部屋でおこなえるLDRを導入しています。
陣痛室から分娩室への移動がないことにくわえ、
通常の分娩台よりも幅が広く 妊婦さんのからだが疲れにくいというメリットがあります。
帝王切開をおこなう場合や緊急の治療が必要な場合をのぞき、
ご主人やご家族の立会いが可能です。
また、カンガルーケアなど、出産へのご要望があればお気軽にご相談ください。
ただし、赤ちゃんと妊婦さんの安全を最優先するため、おこたえできないこともあります。
里帰り出産をご希望の方は、はやめに直接クリニックへお電話ください。
確認事項やお伝えしたいことがございます。
間違いがないようにするために、ご本人様からのご連絡をお願いいたします。
※診療時間内にお願いいたします。
富山県立中央病院、富山大学付属病院、厚生連高岡病院など、
県内すべての周産期母子医療センターと連携し、
赤ちゃんや妊婦さんに高度な医療処置が必要となったり、
生命に関わる事態が起きた場合は、緊急搬送をおこないます
当クリニックは、分娩の際、なんらかの理由で重度脳性麻痺を発症した赤ちゃんとそのご家族に対し、経済的負担を補償する産科医療補償制度に加入しています。
分娩後は約5日間の入院となります。原則として母子別室で、
これは、退院までお母さんにしっかりと休養をとっていただくため、
また、赤ちゃんの経過観察をより綿密におこなっていくためのものです。
なお、早期退院を希望される場合はお気軽にご相談ください。